けのびの重要性


けのびの重要性をみなさん認識されているでしょうか?


けのびは、文字通り蹴って伸びる、すなわち壁を蹴った後に、手足をまっすぐにのばして進むことを指します。


このけのびがで、しっかり遠くまで伸びることができれば、タイムアップが期待できます。


ちなみに、みなさんは、けのびでどれくらい進みますか?


自分のけのびを把握していない方は、一度プールでやってみましょう。


しっかり壁を蹴り、手足を真っ直ぐに伸ばした状態で、どこまで進むかを計測します。


真ん中12.5mを越えることができれば、Goodです。


それまで届かなかった方は、12.5mを超えれるように、けのび練習は重点的に行いましょう!


実にけのびが苦手にしている方は非常に多いです。


けのびが苦手な理由は何でしょうか? 以下の6つの理由が考えられます。

けのびが苦手な理由

①壁をしっかり蹴れていない

まず、そもそも壁をしっかり蹴れない方が多いです。


蹴る力が弱いと、初速もつきませんのでうまく伸びません。


特にターン時に重要で、ターン直後は、しっかり壁を蹴ってけのびをする必要がありますが、壁をしっかり蹴れない方が非常に多いです。


両足をしっかりつけたほうが良いのかという質問をよく受けるのですが、両足をつけるというよりは、膝をしっかり曲げて、つま先で蹴るほうがよいですね。


ジャンプをする感じと一緒です。ジャンプの際に地面に足をつけるとうまく飛べないですよね?


しっかりと下半身のバネを利用して、壁を蹴ることが大事です。

②浅い位置でけのびをしている

浅い位置でけのびをすると、水の抵抗を受けやすくなり失速します。


ある程度、もぐった状態でけのびをすると良いです。

③伸ばしている腕が下がっている

これはなかなか自分では気づかないですが、横から見ると伸ばしている腕が下がって身体が「へ」の字になっている方が多いです。


下がった腕が抵抗となって失速の原因になります。


肩甲骨周りが固く、腕をまっすぐ前に伸ばせない方に多いです。また四十肩、五十肩の方は真っ直ぐに伸ばせないと思います。


立ったまま、腕を真っ直ぐ上に上げてみて下さい。みなさんは腕が上がりますか?

④伸ばしている足が下がっている

先程の腕と同様に、今度は下半身がさがって身体が「へ」の字になるパターンです。


下がった下半身が抵抗となりますので、失速します。


下半身が下がるということは、伏しうきもうまくいかないと思いますので、伏しうきの練習も取り入れると良いです。

⑤前を向いている

前を向いてけのびをすると、顔が抵抗になり、失速してしまいます。


昔、ヘソをみるようにけのびをしようと教わった方も多いかと思います。


それを忠実に実行してしまい、思い切り頭を突っ込む方がいますが、これも抵抗をうみますので、まっすぐ下を見るくらいがちょうど良いです。

⑥足が開いている

最後に足が開いている方です。これも開いた足の分だけ抵抗になります。


親指と親指を重ねる癖をつけると良いです。


真っ直ぐ一本の足になるようなイメージです。

けのびの苦手を克服するために必要なこと


結局、けのびがうまくできない人は、何かしらの抵抗を作っているのが原因です。


上記の③~⑥は総評すると、「姿勢が悪い」とまとめることができます。


姿勢が悪く、腕が下がったり、足が下がったりすることで、抵抗をうみますので、推進力が殺されます。


「ストリームライン」と呼ばれる、伸ばした手から足先までが、横から見たら一本の棒になっているのが一番の理想フォームです。


ストリームラインを作るには、柔軟性も必要になるので、簡単にできるものではありません。


肩甲骨周りのストレッチや、伏しうきの練習などを取り入れ、うまくストリームラインをとってけのびができるように頑張っていきましょう。