初心者こそ背浮きを極める


背浮きとは、伏し浮きの逆で、上を向いて浮くことを言います。


主に背泳ぎの習得の為に最初に取り組む練習とも考えられていますが、背浮きこそ、これから水泳を極めていこうと志す初心者の方には、ぜひマスターしてほしい技術です。


背浮きは、上を向いて浮きますので、伏し浮きとは違い、自分の目でプールの底を見ることはできません。


そのため、無重力の感覚が通常の浮き身よりも強く感じますので、水がまだ怖いという方は、伏し浮き以上に恐怖感を覚えることが多いのです。


それに鼻に水が入りやすい姿勢でもありますので、鼻に水が入る恐怖というところも感じるかと思います。


そんな背浮きをマスターすることで、水中での感覚、水への恐怖心などが払拭されますので、あらゆる応用を効かせることが可能となります。


最近のスイミングスクールでも、背浮きを最初の段階で取り入れるところが増えてきました。


実際に背浮きを練習してみましょう。

背浮きは伏し浮きよりも簡単


背浮きを難しく考える人が多いですが、そもそも、背浮きは伏し浮きよりも簡単に習得できると思っていてください。


個人差ももちろんありますが、仮に伏し浮きの習得に1年かかるとすれば、背浮きは数週間程度でしょう。


顔が水中から出ている分、呼吸ができますので、恐怖心させ取れれば、伏し浮きよりもリラックスした状態を作れることができます。


リラックスした状態で背浮きを練習すれば、上達も早くなるわけです。

背浮きの原理を考える

人間は水に浮くときに、肺を中心に浮力が発生します。その逆に下半身を中心に重力が働きます。

※まだまだお絵かきソフトに慣れません・・・(笑)

これらがうまく釣り合いが取れた時に背浮きができます。この原理は伏し浮きでも同じです。


なので、子供も大人も背浮きをやるとどうしても下半身が沈みやすくなります。特に筋肉質の男性はよく下半身がさがりますが、これは筋肉により下半身の重力が強いことを意味します。


伏し浮きのところでもかきましたが、脂肪がある程度あることで浮くことは可能です。なので、女性やぽっちゃり系の人は苦なく浮くことができます。


沈むのを防ぐために、背浮きでありがちなミスが「胸をはる」です。


胸を張ると、胸一点の浮力が強くなり、逆に下半身がどんどん下がります。

あと、頭を起こしてしまう方。頭がおきると、おなかがへこむので、おなかからドンドン沈みます。


特に初心者で、まだ背浮きに恐怖心がある方に多い姿勢ですが、くの字になってしまうことで、お尻が下がってしまうために、沈んでしまいます。



一番いいのはまっすぐフラットな姿勢をキープすることです。


そして、沈みやすい下半身に対しては、お尻を上にクッと持ち上げる意識をしてあげるとよいです。


このお尻を持ち上げる意識ができるようになると、沈みそうになる下半身を食い止めるコツがわかってくるかと思います。

背浮きの練習方法

ビート板をおなかに抱えて背浮き

ビート板を下腹部あたりに抱えて背浮きします。


この時にビート板から下腹部が離れないようにすることと、ビート板に着けようとして頭が起きないように注意してください。

ビート板をお尻にのせて背浮き

下半身の沈みをビート板で補助して、これで背浮きの感覚を覚えます。


姿勢をくずさず、まっすぐフラットで浮いてください。


ただし、プールによってはビート板をお尻に敷くことを禁止しているところもあるので、確認してから行いましょう。

気を付け状態で背浮き

両手を気を付け状態にして背浮きします。


手のひらはプールの底に向けると浮力の恩恵を受けやすくなります。


頭を起こさないように真っ直ぐの姿勢をキープできるようにしましょう。


下半身の沈みは、お尻を持ち上げるようにしますが、力を入れたり姿勢が崩れないように注意です。


最終的には、両手を上に挙げて背浮きができるように頑張ってみましょう。

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文責:細木 貴之



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