バタ足は疲れる

「今からバタ足いきますー!」


大人のレッスンにおいて、これを伝えると嫌な顔されます。


バタ足って、本当に嫌われてますよね。


ちなみに、私がレッスン生の立場でも、同じことをするかもしれません。 正直、私もバタ足は好きではありません(笑)


バタ足が嫌われる理由の大部分が「バタ足は疲れる」で占めます。


初心者の方でしたら、25mバタ足をしただけで、顔が真っ赤になります。


どうしてこんなにバタ足は疲れるのでしょうか?

子供たちはバタ足を黙々とこなす


しかし、子供たちにバタ足をやらせると、それほど苦を見せません。


だまってたら、バタ足で何周も黙々とやる子たちもいます。


まぁ、子供たちはバタ足に限った話ではないのですが、疲れてないのかと思ってしまいますね。


この大人と子供の差はなんでしょうか?

大人になって、股関節や足首などを使わなくなった

子供のころはよく走ったり、サッカーをしたり、比較的下半身を動かすことが多かったですが、成人になり身体が出来上がってからは、なかなか脚を動かすことも減ってきていると思います。


最近でこそマラソンブームではありますが、それでも減っているでしょうね。


そのせいもあり、子供の頃に比べて、股関節、膝、足首の柔軟性が失われ、スムーズに脚を動かせなくなっているのも、疲れやすくなる要因になっているといえます。

棒状のバタ足でやたらに筋力をつかっている

バタ足をならう最初のころ、「脚をまっすぐにして動かして!」って言われた記憶があると思います。


大方間違いではないのですが、実はそこに意識しすぎの為、脚を力強くまっすぐしすぎて、脚が棒のように動かす方が非常に多いです。


イメージしてください。脚が棒状に動かすというのは、太鼓をたたく感じに似ています。


太鼓をたたくような状態で水をたたいても前には進みませんし、太ももの疲労がすぐにやってくるのです。


脚を伸ばした状態で股関節を動かすと、太ももに負担がかかるのです。

そもそもどうやってバタ足をやるのか

バタ足は脚を伸ばして水をたたくというよりは、進む方向の後ろ側に水を押しながら脚を動かすというイメージでやってみるとよいです。


なので、バタ足を行う場合は、ちょっと膝を曲げるとやりやすくなります。


ただし膝を曲げすぎてしまうと、自転車漕ぎになり、逆に進まなくなるので注意です。


よく書籍など、一般論としてはバタ足は鞭のようにしならせて動かすと言います。


ある程度柔軟性もある方ならできはしますが、股関節や足首が固くなってしまった方からしたら、鞭のようにしならせて脚を動かすことは、非常に難しいのが実情です。


なので、上記のようなイメージでやってみるとよいです。

バタ足の練習方法

バタ足に関する練習をいくつか挙げておきます。

腰掛キック

プールサイドに座ってキックする練習です。


自分の目で脚の動きを確認することができます。


目をつぶっても同じ動きができるように足の動かし方の感覚をつかみましょう。

肘かけキック

プールサイドに腕をのせてキックする練習です。


腰が沈みやすくなるので、おなかをへこますように腰を浮かせます。


先ほどの腰掛キックで養った感覚でキックするようにしてみましょう。

グライダーキック

伏し浮きの状態でバタ足をします。


このとき顎を引いて頭をいれてキックしましょう。


5m程度で立ち、繰り返します。

ビート板キック

ビート板をもってバタ足をする一般的な練習です。


ただし頭を上げている分、腰が下がりやすくなります。


腰が沈んでしまうと、うまくバタ足ができません。


顎を引いてまっすぐ前をみるとよいですが、それでも腰が沈みやすい場合は、顔を付けるのも一つの手段です。

バタ足はこんな効果もある

これだけ嫌われているバタ足ですが、バタ足をすることでいい効果を得られます。


もちろんクロールの泳力アップにもなりますが、それ以外に脚力の強化、太もものスリム化が期待できます。


下半身をフルに活用しますので、血流もよくなります。


どれだけバタ足しても疲れないようになるまで極めれば、身体にとって良いこと尽くしかもしれませんね。

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文責:細木 貴之



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